New Ship plan
帆船日本丸・海王丸の新造船?

われら海族 HOME


海の白鳥だか貴婦人だか呼ばれる日本丸Uも建造40年を迎えた。先代の日本丸は55年で引退したのだが、船の寿命としては破格だ。当時は練習生も多く、整備が行き届いていたからだと聞く。さて二代目引退の日はいつなのだろう。そして、帆船日本丸V、海王丸V誕生の可能性はあるのだろうか?

私たちが子供のころ文部省唱歌として慣れ親しんだ「われは海の子」。
。。

「大型帆船は商船乗りの練習生に対しては不向きだ。」と、



今時あまり役にも立たない天測を嫌というほど練習させられ無駄な時間を費やす。

ない。ましてやろくな教示もしない。あげくには無駄でくだらない「訓練所独特の当直交代引継ぎ」に固執して大勢を逸することがしばしばだ。航海訓練などとは名ばかりのものである。

そもそも航海士などは航海と荷役がその仕事であって、荷役がない小型船で航海をする航海訓練所などは始めから片手落ちである。それなのにもかかわらず、帆船で教育もおろそかに半ば奴隷扱いされて半年を無駄に過ごすのだから、そりゃ「いらん」と言われます。



訓練所が提唱する大型帆船必
訓練所のやっていることは、まるでおもちゃを手放したくない子供がだだをこねているようだ。気持ちはわかるが、いかにもみっともない。航海訓練所は、海運会社から、




私たちの時代は帆船に乗りたいから商船学校に入ったという奇特(?)な者がまだ少なからずいた。商船学校の人間でなければ絶対実習生になれかったからだ。
こういった


練所は一日も早く帆船への執着を排除し、生まれ変わる(各学校に練習船がある。また国交省は省令を改正し、一定の条件を満たす海運会社の船で遠洋実習を可能にすると言っていますから、訓練所はもういらないかもしれない?)方がよい。さもなければ、一度解体し、時代に合った正しい独立行政法人となることを期待したい。

余談だが、青少年を船乗りにさせるのは、全体的な教育の充実で船員のステータスを上げ、そして海運に優遇と規制を強いることです。日本丸に一度や二度乗せることでは決してない。

 関連記事:航海訓練所練習船の怪

作者著書