水は飽和状態(蒸発と凝結が釣り合った状態:水蒸気量がいっ
気中で水蒸気の凝結が起こるために霧となる。代表的には、北海道の南東域でよく7月頃発生するものが挙げられる。この海域は冷たい親潮の南限で、そこに小笠原高気圧や黒潮の北端から高温多湿の空気が流れ込む。しかし、逆に冷たく乾
層で蒸発して飽和させます。温暖前線の前面で多い。これを前線霧という。 |
|
気圧と水蒸気量が一定の場合、温度を下げていくとあるところで飽和状態になる。これを露天温度という。また、秋から冬にかけての季
の放射冷却によって露天温度に達した地表面付近の空気が露天温度に達すると霧が発生する。これを放射霧というが、海霧はほとんどの場合、移流霧か前線霧である。
|
瀬戸内海での霧
山脈を越えて供給されることなって移流霧ができる。 |
|
瀬戸内海の霧の特いるとさらに海水が冷却されて霧の発生につながる。
3)移流霧に限ったことではないが地表面・海面が温められると霧は消滅する。瀬戸内海の霧も日の出3〜4時間前から発生し、正午前に解消することが多い。
|
視界制限状態(狭視界)は、視程何マイル以下か?
海上衝突予防法3条12により、「視界制限状態」とは、霧、もや、降雪、暴風雨、砂あらしその他これらに類する事由により視界が制限されている状態をいう。」と定義されているが、具体的に視程何マイル以下が視界制限状態であを漠然と推測することができる。
それらの場合には、下記に注意する。(国家試験頻出問題)
@船長への報告(船長による操船・避泊の検討)
A
E海上衝突予防法19条の5
合において、針路を左に転じること。
2自船の正横又は正横より後方にある他の船舶の方向に針路を転じること。
の
る(追い越し等)港則法が海上衝突予防法に優先されるように、視界制限状態においては海上交通安全法の規定よりも海上衝突予防法19条に優位性があることも忘れてはならない。 |
|
|
作者著書
|
 |