ステベドアによるダメージの対応

われら海族 Index


荷役中、船内荷役業者の不備による損傷(Stevedore Damage)には、大きく分けて貨物に及ぶものと、船体や岸壁に損傷を与えるものとの二つがある。また、BTとFIOとによってその対処法も変わる。(船社の立場として解説)

共通部分
1)
2)


BTでの貨物損傷の場合

@
AShipperの不利となることは

Shipperが

たShipper用の現認書を渡す。


FIOでの貨物損傷の場合




船体・岸壁に損傷を与えた場合
BT、FIOとも軽度の船体損傷経費は、

FIOで荷主の責任範囲となりタッチしない。BTではP&Iサーベイの範疇となる。

番外
(例外)M/Rに入るremark
ここ

毎航記載する。
 1)
 2)

・Shipper Damage (出来る限り鉾前で発見すること)
意を要する。
1)の旨入れる(リマーク入りB/Lとなる)。または、こ

かをForemanまたは船社を通じ確認する。(Before LoadingとM/Rに記載し、その後のL/GでB/Lをクリーンにすることもある)

P&I 保険
P&I(Protection & Indemnity)保険は
I保険は第三者に与えた損害をてん補するためのものと考えられる。
アメリカへの入港船には本保険の加入を条件としているほか、

正されたことに伴って、PI保険に加入していない外航船は2005年3月1日以降の入港が禁止されます。)


作者著書