巨大船と客船の写真
(いただいた船の写真)


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俗に言う瀬戸内マックス

<<PARTICULAR>>
G/T 101,933 TON
D/W 203,277 TON/17.80m, 178,732 TON/16.10m (福山ドラフト)
(MULTIPLE FREEBOARDにより満載喫水が二つある。通常はCLASSにどちらか一つを申請して片方は塗りつぶしている)
SERVICE SPEED 15.00 KTS
LOA 300m
B 50.00m
CARGO HOLD NO.1〜9
M/E 日立MAN B&W 22,920ps (16,860 kw)
プロペラ 5翼一体型
 
この船型の主な航路は、
豪州積み〜日本揚げ、
豪州〜中国揚げ、
豪州積み〜欧州揚げ〜ブラジル積み〜ケープ経由〜極東(日本or中国)揚げ、
インド積み〜日本揚げ、
ブラジル積み〜欧州揚げ(三国間)
 
積み荷は鉄鉱石または石炭(どちらか単一貨物で一港積み一港揚げが殆どですがたまに複数港揚げ有り)。

でっかいですな〜
この船は私の同期が勤める会社の船です。

協力:堀江氏
MULTIPLE FREEBOARD
左写真はGRAND VENTUREのものではないが、参考までに貼り付けた。
満載喫水線標(Freeboard Mark)が3つある。この写真撮影時では一番下が使用されている。
満載喫水線標の円環に記される線の中心は、夏期満載喫水線が通る。この場合は、10.9mを示していることになる。

入港地(特に製造バース)などでは、D/W何トンまでと要求してくるところがある。岸壁の強度やタグの馬力、または水深に制限があるのなら、「Displacement何トンまでとか」、あるいは「Draft何mまで」と言わねば意味がない。何のためにD/Wで制限するのかは謎だが、まあそれはおいとく。

そんなところで、その港に入るために仕方ないから、船級の承認をとって写真のように満載喫水マークを下げる(D/Wを減らす)るのであるが、本来の積載限界はDraft12.8mであるから、そのままで走ってると大損ぶっこくので、これら制限のない港に入らない場合には、元のFreeboad Markに書き換えるという具合です。

外地で、入港税、岸壁使用料、Tugなどの基本料金がD/Wになってるとこがあったかもしれない。その際にはD/Wを下げておくと有効ですね。


飛鳥(日本郵船:純客船)
飛鳥、横浜出港
乗って来ました。素晴らしい船です。
因みに、同期が C/O で乗っていました。会えて嬉しかったです。
写真協力:木本氏、下村氏