二重底構造の各部名称

われら海族
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二重底構造の各部名称(Double Bottom Construction)

@・・・・・・・・・・  A艙口縁材・・・・・  B・・・・・  C・・・・・・・・・・  D・・・・・  E・・・・・ F・・・・・・  G・・・・・・・・  H・・・・・・・・・・ ICenter girder  J・・・・・・・・・  K・・・・・・・・・・L・・・・・  M・・・・・  N・・・・・・・・・・・・・ O・・・・・・・・・・ P・・・・・・・・・・・・・ Q・・・・・・・・・・・  R&S・・・・・・・・・・・・・  
21.・・・・・・・・・・  22.・・・・・・・・  23.・・・・・・・・  24.船底外板Bottom Plate  25.・・・・・・・  26.・・・・・・・・  27.・・・・・・・・・  28.・・・・・・・・・・

(すいません。ホームページビルダーが古すぎて21以降の丸数字が出ません。)

フロアースペースの誤用
古株の営業方などでも疑問なく使っている。このフロアースペース。
「その荷物のためのフロアースペースはもうないです。」
などとよく聞く話だ。営業などは大卒のできる方たちなので床面積を英訳しているのか。もっともな言い方で間違っていないだろうが、しいていうなら・・・・・・・・・・・・・・は余計だ。スペースだけでよい。
というか、・・・・・
・・・・・、どこかで聞きかじったのを営業課長も使っているのではなかろうか。なんにでも「難儀」という言葉を使いたくて仕方ない帰国子女や、「in the other day」というのをメールに多用する新入社員がいたりしたが、これとよく似ている。なんかツボに入って使いたいのだろうが、うろ覚えは往々にして誤まる。

船の底は・・・・・


・・・・・を意味する。
一方下面の外板はBottom (Shell) Plateと呼ばれる。・・・・・
・・・・・いるのは想像に難くないだろうと思う。主縦強度部材は・・・・・
で、主横強度部材が・・・・・です。この・・・・・は・・・・・おきにあって・・・・・mmまたは・・・・・mm間隔で設置されている。本来、船の世界でFloor spaceと言えば・・・・・・・・・・を指さず、この・・・・・の設置間隔を示す言葉となります。
荷主さんが誤用するのは良いが、船社の営業が異なった意味で自ら使用するのは違和感がある。まあ営業&荷主間で通じて気分よく使っているから、そこに口を挟まなかったが、時に海技チームにやってきて、
「なんとかフロアースペースを作って欲しい」
と頼まれた日にゃ、くるくるパーか?(内心)ドックの技術者じゃないからそんなもん作れと言われても困るなあと、ほくそ笑まれる。


*船のHold内の構造は上記程度しかない。ドックの技師ではないので、記号や材質その他難しいことは必要ありません。船社の営業の中では強度部材としてこれぐらい覚えておけば意味がわからず恥をかく、などがないように思います。

(付録)Stiffener

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